国宝犬山城がある愛知県犬山市。
他にも観光客でにぎわう城下町やモンキーパーク、明治村やリトルワールドといったレジャー施設も多く、近年いつにも増して人気急上昇中の犬山市。
そんな犬山に新しくホテルがオープンするという情報がありました。
そこで本記事では、どこにオープンするのかまた宿泊料金などについても紹介していきます。
犬山に新しくホテルがオープン!
2025年4月10日、愛知県犬山市に新しくホテルがオープンします!
ホテルの名称は「宿-SHUKU-」。
どうやらこちらのホテル、構想から実現までに4年もの長い期間がかかったようで、恐らく一筋縄ではいかなかったのではと想像できます。
様々な試練を乗り越えてようやく今回オープンを迎えられるとのことで徐々に期待も高まりつつあります。
次の見出しでは、どのような建物を使ってホテルが作られたのかを紹介します。
【宿-SHUKU-】は、古民家2軒を改修して作られたホテル!
「宿-SHUKU-」は、国有形文化財の古民家2軒を改修して作られたホテルです。
元々、醸造家として430年近い歴史がある「小島家住宅」(練屋棟)と、城下町の入り口にある名家「真野家住宅」(下本町棟)だった建物です。
固定資産税や建物の傷みなど、避けられない課題の中、「どうしたら建物を残していけるか」という悩みは日々悶々と小島醸造の酒主の頭の中を巡っていたそうです。
そんな存続の危機にあった古民家をどうにか次世代に繋げたい、犬山の銘酒を残したいという強い思いのもと、市民が中心になり、4年という歳月をかけてオープンに漕ぎつけることになりました。
今回、そんな歴史ある建物を改修してのホテル開業となります。
筆者も日常的によく通る場所にある建物なので、どのように改修されているのか楽しみです!
場所はどのあたり?

「宿-SHUKU-」の練屋棟(小島家住宅)があるのは、城下町のメインストリートから1本入った通りに位置します。
下本町棟は、城下町メインストリートの入口にあります。(こちらの客室は、2025年5月オープン予定)
練屋棟と下本町棟は徒歩約5分ほどの距離です。
練屋棟、下本町棟それぞれ客室は、4室ずつの計8室あります。
城下町は、昔ながらの街並みを楽しみながら食べ歩きを楽しんだり、そこから見える国宝「犬山城」を眺めることができる場所で、近年日本各地、海外からも多くの観光客が訪れる場所となっています。
城下町の中で宿泊できる唯一のホテルが「宿-SHUKU-」です。
都会の喧騒や日々の多忙さから解放されて、タイムスリップしたような静かで風情ある古民家で過ごすのもいいですよね。
宿泊料金はいくらくらい?

2025年4月10日にグランドオープンを迎えるということで、2025年4月10日から1泊、大人2名の宿泊の設定をして料金を調べました。
スタンダートプラン2食付き
価格は、1泊\73,084(消費税・サービス料込)でした。
時期によっても前後してくるとは思いますが、恐らく8万円から10万円前後くらいかと思います。
また、一部の客室内では、浴槽に檜を使用していたり、洗面のボウルに犬山焼の陶器を使用していたりと、こだわりがある客室となっているそうです。
(犬山焼とは、愛知県犬山市で焼かれた陶磁器のこと。)
そう考えたら、金額もそれなりに相応かな?と思います。
こだわりがある部屋で贅沢な時間を過ごせそうですね。
食事の内容はどんなもの?
「宿-SHUKU-」の宿泊プランには、食事が付いているのですが、この食事もホテルの敷地内にあるレストランで堪能することができます。
そのレストランが練屋棟内にある日本料理店「古今」。
犬山特産の食材や旬の食材などを取り入れた料理が振舞われます。
また、和食という枠に囚われず、イタリアン、フレンチ、中華などの技法を取り入れた斬新で洗練された食事が楽しめるそうです。
歴史ある建物の中にあるレストラン、その雰囲気に負けず劣らずの料理が出てくるかと思うととても楽しみですね!
まとめ
犬山に新しくオープンする「宿-SHUKU-」、いかがでしたでしょうか?
開業に携わった人々の想いが詰まったこの「宿-SHUKU-」。
ホテル周辺の観光地で楽しい時間を過ごした後は、ぜひこの「宿-SHUKU-」でほっと一息つく時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
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